あなたがこの記事を読んでいるということは、財布を失くしてしまい困っているということでしょう。
財布を失くしてしまった時、慌ててしまい誰もがどのように対処したら良いか、冷静な判断ができなくなってしまうものです。
きっとあなたは今、このようなことで困っているのではないでしょうか?
- まず何をするべきなのか
- 紛失届けの手順
- カード類の停止手続き
- 免許証の再交付について
- 健康保険証の再発行について
大丈夫です!この記事で一つ一つ丁寧に説明します。落ち着いて対応しましょう!
目次
財布を失くしてしまったら
財布の中に個人データなどを一緒に入れている人は少なくありません。よって財布を失くすということはお金だけでなく、その他の大切な個人データまで失ってしまうことにもなります。
なので直ちに上記の対処について考えると思います。一刻を争う対処が必要ですよね。
でも実際何からどう手をつけていいのかわからない。なんて方多いと思います。
何を隠そう私も以前、百貨店内で財布を失くしてしまったことがあり(正確には置引き)、かなり慌ててしまいプチパニックになった苦い思い出があります。。。
私の場合、結局すぐには見つかりませんでした。
理由としてはトイレの個室に置いたままで出てしまったからです。すぐに気づいて取りに戻ったのですが既に持ち去られた後でした。。。人目につかない場所だったので簡単に持ち去られてしまったのでしょう。
その後はいろいろな手続きに追われ大変な思いをしました。
財布と一緒にカード類の大事なものを入れていたので、失くしてしまうと何かと手続きが大変だったのです。
そこでこの記事では私自身の経験から、財布を紛失してしまったらどのように対処したらいいかをアドバイスいたします。
1. 始めにやるべきこと
まず財布を失くしてしまったことに気づいたら最初にやることは、その日訪れた場所を思い出しすぐに探しに戻りましょう!
気付いたのが早ければ、もしかしたら戻る間の道のりで見つかる可能性も高いです。
また、お店でショッピングをしていたのなら館内で落とした可能性もあります。その場合見つかる可能性は十分あるでしょう。
例えば落とした場所で親切な人が拾って届けてくれる可能性が高いです。
この場合はインフォメーションセンターか遺失物預りセンターへ行けば届いていることでしょう。
ショッピングセンター内であれば人目が多いので、盗むなどの行為もやりづらいと思います。それに家族連れの方も多いので届けてくれる良心の人たちも多いですから。
しかし自分で見つけ出すことができなかった。またはインフォメーションセンターにまだ届いていなかった場合、最悪のケースも考えなければなりません。
誰かに拾われ盗まれてしまったケースです。

そこで見つけられなかった時、次にするべき行動です。
2. カード類の利用停止手続き

次に、財布を盗まれてしまいクレジットカードなどを悪用され不正に利用されてしまう危険性を考えて、カード類の利用を停止する対処をしなければなりません。
- クレジットカード
- 銀行のキャッシュカード
2-1. クレジットカードの停止

クレジットカードをすぐに停止しておかなければカードを悪用されて不正利用されてしまう危険がでてきます。
財布に生年月日のわかってしまうものが一緒に入っていた場合、暗証番号のヒントとなってしまう場合があります。(生年月日から推測されない暗証番号を設定していたら危険性は減少しますが)
しかし早急にこの対処さえしておけば、万が一悪意のある人に拾われてしまった場合でも不正利用されるリスクは減少します!
連絡は『カード会社』の紛失・盗難の専用窓口か専用ダイヤルに連絡をします。各社とも基本は24時間年中無休で対応しています。よく勘違いしがちなのが国際ブランド(VISA、MasterCard、JCB)に連絡してしまうことです。
ここで言うカード会社とはカードの発行会社になります。例えばVISAブランドのついた楽天カードの場合は、楽天カードの紛失対応の番号へ連絡します!そこでカードの利用停止手続きを行なってください。
停止した時点でそのカードは二度と使えません。同時に新しいカードを再発行手続きをしてください。※この時点で不正利用される心配はなくなります。
この後は警察署または交番へ行き遺失物届けを出してください。仮に停止前に不正利用されていたとしても、届出をしておけば補償してもらえます!
2-2. 銀行のキャッシュカードの停止

銀行のキャッシュカードも直ちに停止処理をしなければならない重要性の高いカードです。それぞれ利用している銀行へ連絡して停止をします。今ではアプリを提供している銀行も増えてきています!
三井住友銀行や三菱UFJ銀行など大手銀行はアプリがありますのでアプリから手続きを行えるようです!
こちらも停止処理をするとその後は利用できなくなりますので、同時にカードの再発行手続きも行いましょう。
2-3. 交通系ICカードは停止不要
ここで覚えておいてほしいのが、交通系ICカード(Suicaなど)を定期券として利用している方の対処方法です。
Suicaなどはデータベースから参照可能なので、定期券を解約→再発行が不要で引き継ぎが可能です!
発行後、即座に紛失したカードが無効になり新たに発行したカードが有効になります。
ただし、発行代で5百円がかかってしまいます!!ご注意を!
※定期の利用期間はそのまま継続して使えます!!
3. 警察署へ遺失届けを出す

次に警察または交番へ遺失届けを出しに行きましょう。
最寄りの警察署でも良いですし、サイフを落としたであろう地区の警察署でも対応してもらえます!
データベースにデータが保管されるらしいので、全国の警察署で参照できると警察官の方から教えてもらいました。
- 氏名
- 住所
- 連絡先
- 失くした日時
- 場所(心当たりのある場所)
- 失くしたもの
- 特徴
ざっとこんな感じだったと思います!
これで財布が見つかり全国の警察署や交番に届けられた場合は連絡が入るようになります。
4. 運転免許証の再発行

これも直ちに再交付の手続きをしなければいけない大事なものですよね。
再交付するまでは当然ながら自動車の運転ができません!!
休日しか乗らないよ!という人は次の休日までの間に行けば良いのですが、
”仕事で毎日運転している”
という人は失くした翌日には再交付しなければならないですね!
再交付は警察署かお住まいの都道府県の運転免許センターで手続きを行います。
運転免許証の再交付も数時間はかかってしまうため、銀行のカード再発行と同じ日にまとめて行こうと思っている人は朝一から行かないと厳しいかと思います。
運転免許証の再交付も証紙代などで数千円がかかります。
5. 健康保険証の再発行
健康保険証もサイフに入れて持ち歩いている人は少なくないはずです!
これもいざ病院の診察をする際に、無いと困ってしまいますね。
保険証は種類によって手続きの方法が異なりますのでご注意ください!!
国民健康保険に加入されている方は、お住まいの都道府県の市(区)役所で紛失手続きと再発行を行います。
健康保険証をお持ちの方は、勤めている会社勤めている会社の管理部署へ相談しましょう!これも直ちに申告してください。
まとめ
まだまだ現金社会の日本!!
クレジットカードを利用する人も増加してきていますが、サイフと一緒にしている人が大半を占めています。
その結果サイフを失くしてしまうと全てがなくなります。
日常の生活の中で、サイフの存在を常に意識して確認しておくことが無くさない唯一の方法ではないでしょうか。
当たり前のことを言っているようですが、現実これが一番の有効対策だと思っています。
またこれらのリスクを減らす方法として
現在徐々に需要が高まってきている、話題のキャッシュレス化の一つであるQRコード決済を活用するのも有効だと感じています。
いずれにせよ貴重品は 慎重に 管理するよう心がけることが大切なのは間違いないでしょう。