
横浜市内でも自然を存分に堪能できる舞岡公園についてレビューします。
ひと昔前(筆者の少年時代)までなら横浜市もまだまだ森や林、川や沼など野生の動物や昆虫、水辺の生物を捕まえられる場所があったものの、近年ではさらなる都市開発が進みこういった場所が次々と消えていき軒並み家やマンションが立ち並びすっかり見かけなくなってしまいましたね。
虫取りなんて言ったら少年たちのロマンではなかったでしょうか?今の子どもたちはどんな遊びをしているんでしょうかね。
しかし
自分の子どもと生き物を捕りに行きたい!!
と強く思っているパパさんも多いのではないでしょうか?
しかし現状は「そんな場所なんて今の時代あるわけないか…」と残念に思っていませんか?ましてや横浜市でなんて尚更あるわけないやと思う人も多いはず。
いえいえ、そんなことありませんよ!横浜市でもまだ緑が豊かで水辺もある場所があるんです!
そう舞岡公園です!!
この記事では横浜市で昆虫はもちろん、野鳥やザリガニやオタマジャクシなど様々な生き物を見つけることができる舞岡公園についてご紹介いたします。
目次
1. 舞岡公園ってどんなところ?
舞岡公園は横浜市戸塚区にある、自然豊かな横浜市立の都市公園です。公園と言ってもその面積は約285,000m2というとてつもなく広域な公園です。
都立公園で例えると『城北中央公園』が262,369m2らしいのでそれより少し広いくらいです。てか『城北中央公園』って僕は調べてはじめて知りました(笑)多分皆さんも「どこやねん」という人がいるかもしれませんね。失礼しました。
簡単に言うと『代々木公園』の半分くらいの広さです!


1-1. 自然が豊かで生き物がたくさんいる

舞岡公園は森で囲まれており、抜けると水田や大きな池があります。そのため昆虫や水辺の生き物がたくさんいます。池では多くの子どもたちがパパやママと虫取り網で生き物を捕まえる姿が見られます。
また歩道もあるのでウォーキングを楽しむ人たちも多いです。春のよく晴れた日に行けばピクニック気分にもなるので本当に楽しいです。


1-2. ザリガニやオタマジャクシも捕まえられる

前述した池や水田にはザリガニやオタマジャクシが生息しています。捕まえるのであればこの場所になります。池や水田の中に入ることはできないので周りの歩道から捕まえることになります。
少し分かりづらいかもしれませんが、写真はウシガエルのオタマジャクシ。なんてデカさじゃい!!


2. 発見できた生き物
実際に発見できた生き物を挙げていきたいと思います。あくまで僕が見つけた生き物なので他にもまだまだいるかもしれません。
確認できた生き物
- 野鳥
- ザリガニ
- カエル
- オタマジャクシ
- 川エビ
- タニシ
- アメンボ
- メダカ
- ホタル(6月頃の夜行くと見られます)
- トンボ
- 蝶
こんなにたくさんの生き物を発見できました。きっと夏になればセミやカブトムシ、クワガタなども集まってくるに違いありません。生き物好きのお子さんは興奮すること間違いなしです!
普通に歩いてるだけで池から「ゲーコゲコ」ってカエルの鳴き声が聞こえてきますよ。
残念ながら僕はザリガニは捕まえられなかったんですけど(捕まえてる人はいました)、オタマジャクシは捕まえることができました。捕まえたオタマジャクシの種類はウシガエル(下記写真)とアマガエルです。

まるで違う生物かと思うくらいのデカさです。キモイですね〜!あっオタマジャクシごめんなさい。つい…(笑)
さすがに持ち帰ってもこんなデカイの育てられないし、巨大なウシガエルになられても困るのですぐに自然に返しました。その代わり小さいアマガエルのオタマジャクシを水田で捕まえて連れて帰りました。→無事に小さいアマガエルに成長したので近々水田に返しに行こうと思います。
2-1. 6月にはホタルも見られる!
舞岡公園では6月になるとホタルの姿も見ることができるようです。結構有名のようで舞岡公園のホームページにも記載してあるので確かな情報かと。
池のほとりに光るホタルなんて素敵ですね。デートスポットにどうでしょう?(笑)
娘がまだ実際のホタルを見たことがないので是非見せに行きたいと思います。
ホタルなんて市内で見られる場所はそうそうないのではないでしょうか!?これは結構貴重な体験ですね。
2-2. 野鳥の姿も
野鳥も生息しており、森ではキレイな鳥の声が聞こえるはもちろんのこと、水田をスイスイ泳ぐカモの姿も見ることができました。

ただ少し残念なのはカラスの集会も目にとまったところですかね…。「カーカー」ってちゃっかり鳥たちに混じって鳴いてるんじゃないよ。と、ツッコミたいです(笑)
3. 舞岡公園の残念だと感じたところ
今まで良いことばかりお伝えしてきましたが、僕が感じた少し残念なところも紹介しておきます。言ってしまえば注意点として捉えてもらえればよいかと。
残念と感じたところ
✅足場が悪い
✅遊具がない
✅蚊が多い
✅カラスがうるさい
足場が悪い
基本的に歩道があるのですが写真でも分かる通り土です。雨の日の翌日に行ったら結構ぬかるんでる箇所が見受けられるので靴が汚れます。
また階段はコンクリートですが森の中なので落ち葉や木の実があるので滑りやすいかと…。気になるようなら雨の翌日は避けるべきでしょう。
遊具がない
大きい公園と聞けば子ども向けにロング滑り台やブランコ、アスレチックなどがあると連想しますよね。
しかし残念ながら舞岡公園ではこういった遊具はありませんでした。あくまで自然を楽しむといった場所なのでご注意ください。
神奈川県で遊具で思いっきり遊びたいのなら超おススメの公園があります。入園料は無料です!
詳しくは下記からご覧ください。
蚊が多い
森なのでもうこれは仕方ないことですが、めっちゃ蚊がいます。
うっとうしいくらいに。虫除けスプレーは必須です!!忘れずに持参しましょう。
カラスがうるさい
前述しましたがカラスがウザかったです。
「カーカー、カーカー」群れをなして飛んだり木に止まったり。その日が特別多かったのかはわかりませんがカラスがいるかも!と思って行くようにしてください。
初めから分かっていればそれほど気にならないかもしれませんね。
4. アクセス方法
〈所在地〉
神奈川県横浜市戸塚区舞岡町
〈アクセス〉
・市営地下鉄ブルーライン『舞岡駅』より徒歩25分
・市営地下鉄ブルーライン・JR「戸塚駅」より江ノ電バス8番乗り場「京急ニュータウン」行き終点下車公園入口まで徒歩1分
〈駐車場〉
駐車場住所 : 横浜市港南区上永谷4374-1
119台(有料 : 普通車2時間 300円、以降20分 50円)
6時〜21時
5. まとめ

春から夏にかけて様々な生き物の姿が見られるようになります。
もともと都会だった横浜ですが、さらに都市開発が進み、緑も多かった場所も今では建物が立ち並んでいる昨今に貴重な自然と触れ合える舞岡公園はおすすめなスポットです。
お子さんが生物の生態を学ぶのにもピッタリなので、舞岡公園ぜひ行ってみてはいかがでしょうか?