
娘と楽しく『ひらがな』の練習をしているパパです!
お子さんが3歳くらいになると『ひらがな』の勉強をさせよう!と考える親も多いことと思います。
言葉もしっかり話すようになり、大人の会話にもきちんと受け答えができるようになるのも3歳くらいからです。
そうなるとやはり次のステップとして『ひらがな』を読めるようにさせたい!と考えるのは自然なことです。
しかし、実際問題として
- どのように『ひらがな』を勉強させたらいいのか?
- まず何からやればいいのかわからない
- 効率的に教える方法を知りたい
このような悩みを抱えているママ・パパさんも多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では
この2つをお伝えしていきたいと思います。
どれも効果的ですので実践する価値があります。また、上記を2つを併用して実践すれば効果も上がりますが、一つ一つ実践してももちろん効果はありますので、お子さんに適した勉強方法で取り組んでみるのもアリです!

実際に我が子のひらがな勉強方法で行った実例だよ!
また、後半には『ひらがな』を勉強する際の注意点もお伝えしたいと思います。
それではさっそく見ていきましょう。
目次
1. 覚えやすい学び方のコツ
ひとつ目は”覚えやすい学び方のコツ”についてです。
この方法はできれば一番最初に実践してみることをオススメします。なぜなら、子どもが『ひらがな』を一番イメージしやすい方法を取り入れているからです。僕個人の考えとして、これから『ひらがな』を勉強していくよ。という最初の段階ではこれが一番スッと入っていける方法だと思っています。
その方法は実際に我が子でも実践しており、自然にひらがなの勉強という流れにもっていけました。
どういう事なのかを具体的に説明いたします。
身近な人や好きなことを例にして教える!!
いきなり『あ』から順に教えていくのではなく、まずはお子さんの身近な人や好きなこと、興味があることを例にして教えていきます。
例えば
日常の中で出てくる字を「これはママの”ま”だよ」など。
お友達の名前を例にとっても良いでしょう。仮に「さきちゃん」という子がお友達にいたとします。「さきちゃんの”さ”だよ!」とか「さきちゃんの”き”だよ!」とか。
要するにお子さんが知っている人や物を例にとることで、そのものをイメージしながら『ひらがな』と結びつけることができるようになるからです。
動物を例にしてもいいでしょうし、乗り物や果物などお子さんが興味があるものでもいいでしょう。

この方法をとることで抵抗なく自然に『ひらがな』(文字)というものに触れることができます。
まずはいくつか『ひらがな』を覚えるところまでこの方法を行ってみて下さい。
💡ポイント
50音すべてをこの方法で覚えさせる必要はありません。あくまで最初の入りの部分なので数種類の『ひらがな』を覚えるだけで問題ありません!
2. 子どもが楽しみながら学べる『ひらがな』勉強方法
前章での実践をある程度進めていったら次のステップへいきましょう。次のステップでは覚えた文字を応用し、楽しみながら学ぶ方法です!
既にいくつかの文字を覚えることができ、少しずつ『ひらがな』に興味を示していることと思います。そこで今度は楽しさを感じてもらいつつ学んでいく方法です。
大人でもいえることですが、ひたすら詰め込むだけの勉強なんてただ辛いだけで頭に入っていきませんよね!?それでは効率が非常に下がってしまいます。
だからと言って全く無関心な状態から始めても楽しみながらできません。こうした理由から前章の”ある程度のひらがなを覚えさせる”ところから始めることがポイントだったのです。
では楽しみながら学ぶ方法とはどんなことをするのか?これにはあるアイテムを使いながら勉強していきます!
3. 『ひらがな』を勉強するのに最適なアイテム
この章では実際に『ひらがな』を勉強するのに使う最適なアイテムを紹介していきます!
いずれも100円均一で購入できるものなので安価で揃えられます。それでいて、ひらがなの勉強にもピッタリなのでおすすめしています。
それを使って勉強をしていくのですが、勉強というより遊びと言ったほうが近いですね。
次で一つずつ説明していきます。
『かるた』で学ぶ!!

ひとつ目はかるた遊びです。
かるたは『ひらがな』を学ぶうえでは非常に有効な方法だと考えています。
その理由としては
- 遊び感覚で学べる
- 絵と文字で成り立っているためイメージしやすい
- 文字が大きく書かれている
- 読み手によって耳に入った文字を目で見て取るため頭に入りやすい
一つずつ説明していきます。
①遊び感覚で学べる
まず何と言っても遊び感覚で学べる点です!やはり小さい子に教えるには遊びながらが1番伸びます。本格的な勉強は学校に入ってからでも十分だと考えていますので、お子さんが楽しいと感じてもらいながら進めていくのが1番ですね。お子さんから「かるたやりたい」と言うようになってくれれば楽しんでいる証拠です。
②絵と文字で成り立っているためイメージしやすい
かるたは文字と一緒に絵が描かれています。文字だけだとイメージしにくいですが、絵が描かれていれば文字と重ねて覚えることができるので効率が良いです。また絵を見ることでお子さんも飽きずに学びやすいところもメリットがありますね!
③文字が大きく書かれている
かるたは文字が大きく⚪︎で囲まれて描かれていますよね?かるた特有の書き方ですが、強調して書かれているため、お子さんもその文字に注目しやすくなります。小さい文字で書かれていると意識しにくいですが、大きく書かれていればその文字に注目しやすいですよね。
④読み手によって耳に入った文字を目で見て取るため頭に入りやすい
読み手(あなた)が読んだ音を聞き、自分(お子さん)が目で探して取る。このやり取りが音と文字で成り立っているため相乗効果が上がります!
あいうえお表でお風呂で学ぶ

この方法はお風呂の壁に貼って覚える『あいうえお』表を使って学びます。シートは水に濡らすと壁に貼り付く素材でできています。湯船に入りながら壁に張った表を見て学ぶのでリラックスした状態で覚えられます。
お風呂はお子さんと一緒に入ればゆっくりお話ができる空間です。この時間を有効に使いましょう。
また、こういった子ども向けのものは、大抵お子さんが好きそうな絵も描かれていますので楽しく覚えやすいですよ。
💡お風呂で楽しく学ぶポイント
①クイズ形式で
子どもってクイズが好きな子多いですよね?そしてお風呂も水遊びみたいな感覚なので好きな子も多いのではないでしょうか?なのでお風呂に浸かりながら親がクイズ形式で問題を出す方法はお子さんもワクワクしながら学べます。「この字はな〜んだ?」と問題を出せばニコニコしながら返答が返ってくると思いますよ。また、ゲーム感覚で学べるところも覚えやすいポイントです!
②絵で覚える
幼児向けのグッズは分かりやすく絵が描いてあるものが多いので、絵を見ながら覚える方法も効果的です。「うさぎさんの”う”」といった感じに覚えられるので分かりやすいですよね!?また先ほどの『かるた』と同じくとてもイメージしやすいです。また毎日お風呂に入る時に壁に貼っておけば、眺めているだけでも絵と文字が目に入ってくるので自然と覚えられるメリットもあります。
また、お子さんと一緒にお風呂に入ることはコミュニケーションをとるのに最適と言われています。大好きなママ・パパと一緒にお風呂で楽しく学ぶことができれば、お子さんの勉強意欲も上がるので効果的に学ぶことができますね。
💡ポイント
毎日入るお風呂で学ぶことにより、それが習慣化されるので継続し易いというメリットもあります!

4. ひらがなを勉強する際の注意点!
ここまで『ひらがな』を楽しく学ぶ方法をお伝えしてきましたが、ここでひとつ勉強方法として絶対にやってはいけないことをお伝えします。
それは当ブログでお伝えしてきた『楽しみながら学ぶ』方法の逆。つまり、子どもが不快に思うような勉強方法です。これは絶対に学ばせるうえでNGなことです!
例えば、分からないひらがなを無理に教えようとすること!
大人でもそうだと思いますが、他人から無理やり教え込まれても不快な気持ちが勝りなかなか頭に入りませんよね?子どもはもっと頭に入りづらくなってしまいます。ましてや覚えられないことに対して怒ってしまうなど問題外です!
子どもが気持ちよく学べる環境を作ってあげることが重要なポイントです!是非このあたりを意識して取り組んでください。
5. 『ひらがな』は何歳くらいから読めるようになるのが平均なのか?
3歳児の『ひらがな』の勉強方法はお分かりいただけたと思います。でも実際子どもの『ひらがな』習得の実態はどうなのでしょうか?
3歳、4歳、5歳を対象に行った『ひらがな』の読み書きの調査で興味深い結果があります。
まず就学前の5歳児の調査では80%程度の『ひらがな』を読めるようになっているようです。では全てのひらがなを読めるようになっている子の割合はどうなのでしょうか?3歳、4歳、5歳で比較結果があります。
全て読める | 半分以上読める | 0〜4文字 | |
3歳 | 約2割 | 約4割 | 約4割 |
4歳 | 約5割 | 約4割 | 約1割 |
5歳 | 約6割 | 約4割 | 約1割 |
こうして見ると『ひらがな』を読めるようになる目安として、4歳くらいから読める子が増えてくるようです。つまり『ひらがな』を本格的に覚え始めるのは4歳になってからでも十分だと言えます。
3歳児の子に関して言えば、しっかり読める子はごくわずかなので自分の子が3歳であまり読めなくても焦る必要はないといえそうです。あくまで覚え始めの練習として学ぶようにすれば良いでしょう。
逆に5歳にもなるとほとんどの子が『ひらがな』を読めるようになっているのがわかります。5歳と言うとまもなく就学する前なので、小学校に上がる前にはほぼ読める状態になっていたほうが良いと言えそうです。
それにしても半分以上読めるという子がどの年代にも約4割いるのには驚きです!年齢や個人差で若干の差があるので『半分以上読める』という中間の子はどの年代にも一定ほどいる結果になるのでしょうね。
5. まとめ

この記事では楽しく遊び感覚で学ぶポイントをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
子どもは楽しいことが大好きです。楽しいことは記憶にも残りやすいです。勉強だって例外ではありません。
子どもがいかに楽しく学べる環境を作ってあげられるかは親のサポート次第です!
お子さんと楽しくコミュニケーションをとり、「ひらがなの勉強って楽しい」と思ってもらえるような勉強方法をお試しください。
当ブログでお伝えしたことがママさん、パパさんたちのご参考になっていただけたなら幸いです。
それでは最後までお読みいただきありがとうございます。
✅覚えやすい学び方のコツ
✅子どもが楽しみながら学べる『ひらがな』勉強方法