
子育てをしていると、「○○できるようになるのはいつかな〜」なんて想像しながら赤ちゃんの成長を楽しみにしているママ・パパは多いはず。
初めて何かできた時はそれはそれは感動で、ついビデオに撮りたくなってしまうものです。我が子においても初めて何かできた時は夫婦揃って大喜びしている今日この頃です。
そんな中、下の息子が先日10カ月目にして少し歩き始めました。それも9歩も!思わず立ち上がって拍手してしまいました(笑)
でも待って!息子はまだ10カ月半ば。「上の娘の時と比べると随分時期が早いぞ!?」
赤ちゃんにとって個人差はあるものの、歩き始める時期っていつ頃なんだろう?という疑問が。
娘と息子の歩き始めた時期は2カ月くらいの差があったので、一般的な平均はいつ頃なのか?気になったので調べてみました。
それぞれ悩みはあると思いますが1つずつ詳しくお伝えしていきます。ご自分のお子様と比較してご覧ください。
記事の後半には赤ちゃんの歩く練習方法もお伝えします。是非最後までご覧いただけるとご参考にしていただけるのではと思っております。
目次
1. 赤ちゃんが10カ月で歩き始めるのは早いの?
まず初めに10カ月で歩き始める赤ちゃんは早いのか?このことについてですが、結論から先に言いますが答えは
早いです!
もちろん個人差はありますが10カ月というとハイハイを始めたばかりの赤ちゃんも多い時期です。まだまだハイハイ全盛期といったこの時期に歩き始めるのは同時期の子と比較しても『早い』ということが言えるでしょう。
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では赤ちゃんが歩き始める一般的な時期はいつ頃なのでしょうか。平均値と比較してみましょう。
2. 赤ちゃんが歩き始める平均はいつ頃なのか
歩き始める一般的な平均月齢は下記のようになっています。
平均月齢 | 息子の場合 | |
歩き始める時期 | 1歳0カ月頃 ~1歳3カ月頃 | 10カ月 |
表からもわかる通り、赤ちゃんが歩き始める平均時期は1歳0カ月頃~1歳3カ月頃となります。息子は平均よりも2カ月も早いことになります。赤ちゃんにとって2カ月の差はかなり大きいものです。その点から考えてもやはり10カ月で歩く赤ちゃんは早いことがわかりますね。
ですが、もちろん個人差があるので「この時期になったのに全然歩かない」なんて子もいます。ですから焦る必要は全くなく、ゆっくりお子さんの成長を見守ってあげてくださいね。
参考までに娘が一人で歩き始めた時期とも比較してみます。
平均月齢 | 娘の場合 | 息子の場合 | |
歩き始める時期 | 1歳0カ月頃 ~1歳3カ月頃 | 1歳0カ月 | 10カ月 |
娘の場合は1歳0カ月で歩き始めたのでちょうど平均ですね。やはり一般的には1歳になってから歩き始める子が多いことがわかります。
歩き始めるのには前兆がある?

赤ちゃんが一人で歩き始めるのには前兆があります。それが確認できれば一人で歩くのはもう目前と言えるでしょう。
その前兆とは『つたい歩き』です。つたい歩きとは壁やテーブルなどにつかまって歩くことを指し、一人で立つことが習慣になってきた赤ちゃんが「あの場所に行きたい」と思うことで起こす行動です。
つたい歩きは1歳2カ月~3カ月くらいで、ほぼ90%の赤ちゃんができるようになると言われています。
歩き始めるのが早いと問題?

平均値よりも歩き始める時期がだいぶ早いと、逆に何か問題になることはあるのか?心配なママ・パパもいるかと思います。
しかし心配無用です。赤ちゃんが自分の意志で自然と歩き始めた場合は成長なので問題ありません。
歩き始めるのが早い子はこのような特徴があるといいます。
✔上に兄姉がいる
✔新しいことをやりたがる好奇心旺盛な性格
✔以前からの成長過程も早かった
息子を例に考えてみましょう。
上に兄姉がいる
息子には4歳の姉がいます。いつも姉の背中を見ながら育っていますので遊ぶ玩具や使うものは姉のモノばかり。おそらく皆さまのお子様も同じような経験があるのではないでしょうか?
よく下のお子様は上の子の影響を受けながら成長すると言われます。こういった意味で上の子の影響は大きいと言えそうですね。
新しいことをやりたがる好奇心旺盛な性格
基本的にほとんどの赤ちゃんに見られることではありますが、特に好奇心が強く初めて見るものにも怖がらず、ドンドン向かっていくような性格の子に多く見られます。我が息子もそれに該当すべく、新しいものにすぐ飛びついていくような性格です。
以前からの成長過程も早い
歩き出す前にも赤ちゃんは『寝返り』や『寝返り返り』、『お座り』『ずりばい』『ハイハイ』といった成長段階があります。それらの歩き始める以前の成長においても、平均より早かった子は歩き始めるのも比較的早い傾向にあります。
無理に歩かせる練習はさせない
歩き出す平均月齢になる前のお子さんには、無理に歩く練習はさせなくても良いです。むしろ、早く歩かせたい一心で無理に歩かせる練習をさせてしまうと、ハイハイの時期が短くなってしまい成長の過程を崩してしまう場合もあります。
赤ちゃんの成長過程にもしっかり意味を持っており、ハイハイの時期が短かかったりすると手を地面につく習慣が損なわれる可能性があり、幼児期や児童期に成長し、活発に動きまわる際に転んでしまった場合などで手をつけず顔から打ってしまう。なんてケースもあるので必要以上の練習には注意しなければなりません。
3. 赤ちゃんの歩く練習方法のコツ
「1歳を過ぎてもなかなか歩き始めない」
「ハイハイを随分長い期間しているのに歩かない」などで悩んでいるママ・パパは多いことでしょう。
なかなか歩き出さない赤ちゃんはよほどハイハイすることが好きか、あるいは歩いて進むことを怖がってなかなか一歩踏み出すことができないのかもしれません。
その場合は歩く練習を始めたほうが良いかもしれません。歩く練習方法として有効なのは次の方法が挙げられます。
ママ・パパが赤ちゃんの手を持ち一緒に歩く

歩くことに恐怖心がある赤ちゃんはなかなか自分一人では歩き出さない場合が多いです。もちろん足の筋力がつき、バランスもついてくればいずれは一人で歩き始めますが、そろそろ歩いてほしい。と思っているならばママ・パパがサポートしてあげながら歩く練習をすると良いでしょう。
主な練習方法は、立っちした状態の赤ちゃんの手をママ・パパが握ってあげ、ゆっくり進みながら一緒に歩いてあげましょう。赤ちゃんは信頼するママやパパの手を握りながら歩くことによって恐怖心も和らぎ、安心して歩くことができます。これを一日数回行うことで徐々に歩くことに対しての恐怖がなくなり、一人でも歩き出すことができるようになります。
捕まって進むことができるモノを使って練習する

ハイハイすることが好きで、歩くということにあまり執着心がない赤ちゃんもいます。そのような場合は、何かに捕まりながら進むことができるモノがあると歩き出すきっかけに繋がり成功の近道になるでしょう。
こうして歩く補助ができるモノを使って練習すると、赤ちゃんも楽しさを感じながら練習ができるので、効率も良いです。こうした練習をするとバランス感覚もつき、歩くことの意欲も上がるので有効的な方法と言えます。
4. まとめ
平均月齢をみて赤ちゃんが一人で歩き始める時期の目安がおわかりいただけたことと思います。あなたのお子様が平均より前の月齢だった場合、焦って歩く練習をする必要はありません。しかし平均を過ぎてもまだ歩き出さない。と不安な方はこの記事でも書いた練習方法で歩くきっかけをつくってあげるのも有効な手段です。
しかし、繰り返しになりますが赤ちゃんの成長には個人差があります。いずれ歩き出すと思ってゆっくり子どもの成長を見守ってあげるのも良いと考えています。赤ちゃんがハイハイする時期なんて長い一生のうちほんの一瞬なんですから。
赤ちゃんのその時の前兆などをしっかりと見極め、次のステップとして親はどうサポートするべきかを考え一番ベストな答えを導きだして下さい。
それでは素敵な子育てLIFEを。
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