プロポーズも無事に終わったら次は彼女のご両親へ結婚の承諾を得なければなりません。そう、誰もが緊張するあの挨拶です。
しかしほとんどの人は初めてのことなので緊張するのは当然です。が、いつまでもおじけづいていては始まりませんよね。ここは覚悟を決めてしっかりと結婚の承諾をもらわなくてはなりません。
このとき注意するべきことが何点かあります。
注意ポイント
- ふさわしい格好
- 挨拶のマナー
- その他気をつける点
僕も妻のご両親への挨拶時は極度に緊張しました。ですが上記の注意点をしっかり確認して挑むことで大きな失敗をせずに無事終わらせることができました。
この記事では僕の体験談をもとに、適切な服装や挨拶の流れについて解説していきたいと思います。
大事なポイントは印象です。なので印象を良くする挨拶に照準を絞って解説しますね。
挨拶の場で絶対に気をつけるべき点
ではいざ挨拶をする前に押さえておきたいポイントを一つずつ解説していきます。
ふさわしい格好(服装)や言葉遣い、またそれ以外の細かい注意点などをお伝えします。
ご挨拶の場にふさわしい服装とは?
まずは基本となる服装でふさわしいのはどういったスタイルなのかを解説します。
これに関しての結論はスーツが最も相応しいです。
わりと聞くケースで、相手の両親とは普段から交流があったから挨拶の場でもラフなスタイルのジャケットにパンツなんて話を聞くことがあります。確かにその気持ちはわかりますが結婚の挨拶のときはスーツでしっかり誠実さを見せるほうが良いです。
挨拶の場面においてスーツを着て間違いだったということはまずありません。
ここで注意したいのはスーツといってもパーティーなどで着るような派手目のスーツは避けたほうが良いというところ。これではチャラ男にしか見えません。
冒頭でも触れましたが印象が第一です!ご両親にとっては大切な娘をあなたへ預けるのですからあなたも誠実さを見せなければなりません。
誠実さを出すイメージとしては就活スタイルを思い出してください。
就活スタイルは誠実さを出す典型スタイルなのであの格好を意識すれば間違いはありません。むしろ多少の堅苦しさを出した方が良く、白いシャツに落ち着いたネクタイをして臨むようにしましょう。ご挨拶とはそういうものです。
靴にも注意してください。相手の自宅に招かれた場合は玄関で靴を脱ぎます。脱いである靴がボロボロではみっともないので新品を用意するのが良いでしょう。
僕も普段使っている靴は仕事で劣化していたのでこれを機に少し高めの革靴を購入しちゃいました。
靴下も自宅に上がる場合はやはり新品を用意しましょう。まさかの穴が空いていたなんてなったら大変です。
髪型や装飾品などにも気を配ろう
せっかくスーツを着て服装は良くても髪型がボサボサでは台無しに・・・。ガチガチに整髪料をつけるのは良くないですが適度にキメるのは大事です。ビジネスマンスタイルを真似てセットすると良いでしょう。
またアクセサリーなどの装飾品もこの時は外したほうが無難です。
結婚の挨拶に来た男がピアスを空けていたり、ごついネックレスなどをしていたらどう思うでしょうか?「こいつに娘は渡さん!」なんて思われてしまうかも。
腕時計も同様にシンプルなものを身につけるようにしましょう。
挨拶は言葉遣いにも注意を!
ここで言う言葉遣いとは敬語のことではなく言葉の言い回しのことです。
①『◯◯さんをください』はNG
例えば「◯◯さんを僕にください」こんなセリフが昔のイメージで強いですがこれはNG。現代では「娘はモノじゃない」と思われがちです。
ここは素直に「◯◯さんとの結婚を認めてもらいたくご挨拶にあがりました」でOKです。こちらの方が承諾をもらいに来たのですから自然です。
②彼女のことは『〜さん』と呼ぶ
ご挨拶の場が終わるまで彼女のことは”◯◯さん”と呼びましょう。たとえ普段は名前で呼び捨てだったとしても改まった場では丁寧に”さん”を付けて呼ぶのが礼儀です。
③『お父さん』と呼ぶのはNG
これも現在ではあまり使う人はいないかもしれませんが、挨拶の時に相手のご両親を『お父さん』『お母さん』と呼ぶのはNGです。「君のお父さんではない」と思われてしまうかもしれません。
ここでは◯◯さんのお父さん、お母さんと呼びましょう。
例えば「◯◯さんのお父さん、お母さんに結婚のご承諾をいただきたくご挨拶にあがりました」
このように言うと違和感なく伝えられます。ちょっと気を抜いてしまうとうっかりやりがちになるので細心の注意を心がけるようにしましょう。
その他の注意するべき点はどんなこと!?
これまでお伝えした部分は基本マナーなのでしっかりと押さえておきましょう。
次は気を抜くとうっかり忘れがちな部分について説明します。
それは細かい気配りな部分です。例えば以下のようなところにも気を配ると好印象です。
①靴を揃えて脱ぐ
脱いだらそのまま上がってしまいがちですが、きちんと向きを変え揃えて並べるとgoodです。
②トイレのフタを閉める
もしトイレをお借りした場合、フタをしっかり閉めましょう。例えもともと空いていたとしてもお借りしたのならしっかりと閉めてお返しするのが礼儀です。この時スリッパも揃えて脱ぐのを忘れずに。
③あぐらをかいて座らない
普段の癖であぐらをかいて座らないようにしましょう。かしこまった場面でのあぐらは失礼です。ただし彼女のご両親に「足を崩して楽にしていいよ」と言われればお言葉に甘えても良いでしょう。それまでは基本は正座で座りましょう。
誠実な気持ちが一番大事!!
結婚のご挨拶で一番大事なのは『誠実な気持ち』です。この気持ちさえあれば彼女のご両親へも伝わりますし、あなた自身も自然と誠意のこもった言葉が出てくることでしょう。
とにかく結婚することを真面目に考えていることを見せられるようにしましょう。
相手も人間ですからなるべくリラックスして望んでくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。