- 「夫婦共働きなのに家のことは私ばかりで夫はまるでノータッチ!」
- 「夫は好きなことやっているのに私は家事で何もできない…」
- 自分の時間が欲しい
こんな悩みや不満で日々イライラしているママさんや奥様いらっしゃいませんか?
いや、たくさんいますよね?
何故なら、日本の夫婦での家事分担率は圧倒的に妻のほうが上なんですから!
✅夫は家のことに関心がない
✅テレビやスマホ、ゲームばかりしている
✅ただの仕事人間
夫に対して上記のような悩みでストレス爆発している世の奥様はどれほどいることでしょうか?
我が家では家事全般は私が担当しています。分担制にしていた時期もあったのですが、それでも妻は日中の育児も合わせると大変そうだったので家事は私が担当することにしました。
その結果、妻の作業負担が劇的に和らぎ自分の時間も作れるくらい余裕ができました。妻も楽しそうに日々の子育てと趣味をエンジョイできるようになりました。
このように私は一人で家事も育児もすることの大変さを知っています。ですからこのような悩みを抱えている奥様を少しでも減らしてあげたい。奥様にも家事の負担を軽減させ、もっと自分の時間をつくってもらいたい。
そんな強い想いから当ブログでは実際私が積極的に家事をしていて良かったと思えたメリットをお伝えしていきたいと思います。そして旦那さんにも家事をやらせるコツなども紹介していきます。
ずっと一人で悩まれていたママさん。もう一人で悩まないでください。これからは分担制にして夫にも家事をやってもらいましょう!そして自分だけの大切な時間を作りましょう!!
1. 夫婦の家事分担率
夫婦間の家事・育児の分担率を2012年に国際社会調査プログラム(ISSP)が実施した興味深いデータがあります。
配偶者がいて18歳未満の子がいる男女が家事にかける週間平均時間は、日本の男性が12.0時間、女性は53.7時間となっている(個票データより独自に算出)。従って、男女の合算に占める男性の割合(家事分担率)は、12.0/65.7(h)=18.3%となる。男性の分担率は、わずか5分の1程度しかない。
引用:Newsweek
この結果でわかる通り、日本の夫の家庭に参加する低さがお分かりいただけると思います。7日間あるなかで12時間しか家事をしないということは1日あたり2時間もしていないことになります。女性はそのなんと5倍!!
これでは世の奥様がストレスを抱えるのも無理ありません。共働き世帯では当然納得のいくはずがない結果と言えるでしょう。
しかし、この結果にも頷ける事実があるのです。
どういうことかと言うと、
日本は世界一『夫が家事をしない国』なのです。
日本は『夫が家事をしない国』世界一?
ここでまた世界を基準としてみた、国ごとに『夫が家事をする分担率』についてのランキングデータがあります。
ご覧いただいてどう思ったでしょうか?日本は見事に最下位です。しかもその上のチリと大きく差をつけてのワースト1位です。
日本の夫どうした?と思わず言いたくなる結果ですよね。なぜここまで家庭に無関心なのでしょうか?
夫が家事をしない理由は?
なぜ夫はこれほどまでに家庭に無関心なのか?その実態を調査しました。調査対象は私の周囲のパパたちを中心に行いました。
驚くべくその結果は実に理不尽と言うような内容となりました。
日本の旦那さんはこれほどまで家事をしないで何を思っているのでしょう。奥さんがこんな大変なおもいをしているのに…。奥さんのことをまるで気にしていないのか??あまりにも気になったので周囲の旦那さんに聞いてみました。
下記が家事をしない理由の調査結果となります。
- 妻は専業主婦だから
- 仕事で帰りが遅くて何もできない
- 家事をやっていると情けなく思われる
- 家にいるときぐらいゆっくりしたい
- 会社のストレスを増やしたくない
- 家のことをわかっている妻がやったほうがいい
要するに、ただやりたくないだけに聞こえてきます。疲れているのは奥さんだって同じだし、やりたくないのだって一緒ですよね。
このような意見は正論ではなく、ただの言い訳にすぎません。
言い訳はいいから家事をしてほしい!
前項で述べた言い訳をする前に奥さんの負担を考えるのであれば、すぐにでも行動することをお願いしたいです。
仕事で帰りが遅いのであれば休日にやればいいだけの話ですし、会社のストレスを家にまで持ち込みたくないと言うのなら、代わりに奥さんにそのストレスを与えてしまっていいのでしょうか。。。奥様たち!いいわけありませんよね?
今の世の中、何もしない亭主関白のほうが批判を受ける時代です。家事をやることが情けないなんて時代は昭和で終わっています。今は『令和』!共働きの時代なんです。仕事も家事も分担しなければ不平等ですよね。家のことにもしっかり向き合う夫がリスペクトされる時代なのです。
家のことがわからないのであれば奥さんに聞けばいい。最初は手伝うという感覚でもいいです。徐々にわかってきたら積極的に分担して日常の流れにするようにすればいいだけの話。もっと積極的になってほしいです。
2. 夫にも家事をやらせるには!
では次に気付いてくれない夫に家事をやってもらう方法をご紹介します。全員に効果があるとは断言できませんが、少なくても有効な方法です。
なぜなら私自身が分担制で家事をやっていた時期、そう感じたことがある実例だからです。そして「それなら自分でやろうかな」と思ったほどだったからです。
ただし、あくまでも円満に話して解決することが第一です。これが原因で夫婦仲が悪くなってしまっては本末転倒になってしまいますから。。。このことに注意してあなたと旦那さんにとって最適な方法で試してくださいね。
それではその方法とはー
1. 雑に家事をやる
聞こえ方は悪いですが、要するに夫が「俺がやるよ」と言いたくなるような家事をすることです。これは私の経験談になりますが、妻が担当していた食器洗いの汚れや油のベタベタが残っていたり、気になることが多かったんですよね…。それで「俺がやる」となり、それからは自然と私がやるようになりました。
何でもいいので旦那さんがこだわりを持っていることに、思わず気になってしまうようなやり方をしてみましょう。そしてダメ出しされたら「なら自分でやって!」と言い放てば、うまくいけば自分でやってくれる旦那さんもいるかもしれません。
2. 一日の家事を夫に見せる
あなたが一日にこなしている家事を表にまとめてみましょう。きっとぎっしり埋まった表が完成するはずです。そしてまとめた結果を夫に見せてください。私はこんなにたくさんの家事を一人でこなしていると!
そして初めは簡単な事からでも、やってほしいものを依頼してみてはいかがでしょうか?表にすることで実際にやっている家事が明確にわかり相手にも伝わりやすいメリットがあります。そして大変そうな作業の隣に簡単な作業を書いて「これでもいいからやってくれない」と頼めば、その作業がより簡単に見えるので「これだったらやってもいいかな」と思わせることができます。
表はパソコンができる方ならExcelで作成することができますし、最悪手書きでも大丈夫です。できれば表と一緒にタイムスケジュールも記入すればよりリアルに伝えることができ、その負担量を現実的に感じることでしょう。
3. 分担表を作りルーティン化させる
『2』と関連する話になりますが、もし旦那さんが家事をしてくれることになったら長続きしてもらえるよう分担表を作成しましょう。本当はそんなものなくても日々やってもらいたいところですが、相手は今まで何もしてくれなかった人です。最初だけ少しやってすぐにまた辞めてしまうかもしれません。奥様からしたら、せっかくやってもらえるようになったのに一時だけなんて冗談じゃないですよね?
そうならぬためにも分担表を作成し、ルーティン化させましょう。毎日の作業というのは習慣化が大切なんです。人間って習慣化されれば意外とやれるものですよ(笑)
4. 家事を手伝ってくれた旦那を褒めまくる
あまり『夫が手伝う』という表現は好きではありませんが…(そもそも夫婦協力し合ってやるものだから)最初はここは我慢して手伝ってもらったことにして夫を褒めまくりましょう。
手伝ってもらったことに対して嬉しかった点やプラスになったことを伝えられたら旦那さんも悪い気分にはなりません。「オレ必要とされてる」と思ってもらえたら継続的に家事に取り組んでもらえるかもしれません。
5. ストレートに伝える
最後はストレートに「少しだけでも家事をやってほしい」と伝えてみましょう。これが伝わる人は、そもそも家事をやらないことに多少なりの罪悪感がある人で、少しは家事をやろうかなと考えたことのある人です。
旦那さんにそういった考えがあればやってもらうのは比較的簡単です。ただ急に大変な仕事をお願いするとその気がなくなってしまう恐れもあるので、まずは軽い仕事からお願いしてみましょう。
軽い仕事とは『食器洗い』、『お風呂掃除』、『トイレ掃除』などです。
2-1. ワンオペから解放された自分を想像してみる!
初めは旦那さんに話をするのは緊張するかもしれません。その気持ちは十分にわかります。しかし、このままずーっとワンオペしている自分を思い浮かべてください。ため息しか出てこないのでは?
あなたにだって自由な時間は欲しいでしょうし、体を休める時間だって欲しいですよね?それなら自分の時間を手に入れた姿を想像してみて下さい。
コーヒーを飲みながら好きなテレビを観ている自分でも良いです。スマホを見ている自分でも良いです。何かあなたの好きなことをしている姿を想像したら幸せですよね。その幸せを手にするチャンスを逃さないでください。
人は平等です。夫婦だって同じです!あなた一人が大変な思いをして旦那さんが楽をするのは不平等です。
あなたにだって自由な時間を使う権利はあるのですから!!
3. 夫が家事をやるメリット
最後に夫が家事をやることによって得られるメリットをさらっとお伝えします。
私の体験談ですが、実際に家事をやって得したと思うことは、
- 家のことに詳しくなった
- 妻のストレスが軽減され明るい性格になった
- 妻の友達からリスペクトされるようになった
簡単に補足すると、
①自分で家事をやっているので家の中のことを把握できるようになったことです。全てを妻に任せてしまうと何をするにも家の中のことがわからず、いちいち妻に聞くことになります。しかし家事をしていれば収納してある場所も把握しているのでその必要もありません。これは知らない夫に比べると断然得な部分だと思います。
②妻のストレスが軽減され、昔の明るい妻に戻ったことです。分担制で家事をやっていた時は育児ノイローゼのように疲れきっていた妻も、私が家事を担うようになってから日中の育児に専念でき、夜は自分の時間も作ることができ生き生きした妻に戻ってくれたことです。
③妻の友達の女性達から”家事に全力を尽くす夫”として有名になり、模範的な夫としてかなりリスペクトしてもらえるようになりました(笑)これは素直に嬉しいですよね!
これ以外でも家事をする夫はまだまだメリットがたくさんあります。旦那さんにこれらのメリットも教えてあげましょう!
まとめ
現代社会は共働き夫婦が非常に多いです。仕事は平等なのに家事は奥様だけなんて不平等な世の中です。これに子育ても含めてしまうと奥様の負担が大きすぎて身体まで壊してしまわないか心配になります。
やはりあなたの健康面も考え一刻も早く家事の分担制にするべきです。
私の結婚式の話になりますが、牧師さんからこのようなことを教えられました。
「”愛”…それはお互い協力し合って支え合うこと」
「”愛”…それはお互いを思いやること」
「”愛”…それは家族の絆」
本当にその通りだと思います。それが結婚・夫婦というものだから・・・
もし子育てに関してもあなた一人で見ている状態なのであれば、ぜひ協力し合っていって下さい。父親が育児をすることにもたくさんのメリットがあります。
旦那さんも家事と同時に育児までやってくれるとさらにあなたの負担は減少します。旦那さんに育児にも積極的になってほしいと思っている方は下記の記事を合わせてお読みいただくと効果的です。
これからまだまだ長い夫婦生活を楽しく幸せに過ごすために、勇気を出して旦那さんに相談しましょう。きっと家事で時間がなかった今までとは違う素敵な時間を見つけられるはずです!!
最後までお読みいただきありがとうございました。